汎用性の高さで選ぶなら略礼服【群馬のオーダースーツ2021秋】
礼服か、それとも略礼服か
O様(仮)はスーツのお直しでご来店いただき、その時の仕上げの良さを気に入っていただき、今回は略礼服のお仕立てでご来店いただきました。
制作事例は【Youtube都丸オーダースーツチャンネル】でもご覧いただけます。
打ち合わせ
最初は喪服の既製服を見に近隣のSCを回ってみたのですが、今ひとつピンとこないスーツしかありませんでした。そこで以前にスーツの直しをしっかりとやって貰った都丸さんにやってきました。
来た時はまったくの「黒礼服」を作ろうという頭で来たのですが、生地をいろいろと見ているうちに「葬儀だけしか着ないでスーツを寝かしておくのも勿体ないな」と思い、今回は冠婚葬祭汎用性の高いブラックのスーツでお願いをしました。
仮縫い
仮縫いの様子。まずはズボンから試着。今回はやや細目なシルエットに。裾はギリギリ床につかない程度で。上着は概ねイメージ通り。今回は袖口の調整にこだわりました。カフスボタンがさりげなく見える程度に調整。
「仮縫い」は20分程度のお時間を頂きました。仕上がりが楽しみですね。
納品
10月9日(土)に納品となりました。仮縫い時に気になっていたカフス位置も座った時に自然に見えるように袖口を調整しています。
自然光の中での色の確認。ご満足していただいたようです。
ハンドメイドスーツお求めのお客様すべてにスーツの端切れ布で「スーツ職人が仕立てた布マスク」をサービスでお付けしています。スーツと同じ生地ですので違和感がありません。
軽く座った時のシルエット。太ももはやや細い調整で仕立てています。このくらいが程よいフィット感と窮屈にならない程度のバランスです。