第9回モニターレポート・高崎市N様
モニターレポートに応募いただいた高崎市N 様のハンドメイドスーツの制作レポートです。N様はお持ちの「スーツのお直し」での来店をきっかけに今回のモニター募集を知り応募いただきました。
打合せ
ヒアリング
N様は普段からタイトスーツを好んで着用されているのですが、お気に入りのスラックスが座った時に負荷でやぶれてしまったため修理のために当店を訪れたのですが、今回丁度良い機会という事でハンドメイドスーツをお仕立て頂ける事になりました。
●トマル
今回はモニター応募ありがとうございます。
●N
こちらこそ宜しくお願いします。 最初はスーツ修繕で都丸洋服店を訪れましたが、丁度今回のモニター募集を知り、一度ハンドメイドスーツを試すのに良い機会と思い応募してみました。
●トマル
今回はどのようなスーツを作りますか?
●N
私は携帯電話会社で対面接客などをしています。今までは会社の優待を利用して大手紳士服店でスーツを作っていましたが、一度ハンドメイドのスーツに袖を通してみたいと思っていました。仕事着としてスーツを着用する機会が多いので普段使い用のスーツをお願いしたいです。ピッタリとしたタイトスーツでお客様から良い印象で見られるスーツがいいですね。
採寸
●トマル
早速採寸に移りましょう!N様は部活とかはされていましたか?
●N
高校の時にアーチェリーをしていました。
●トマル
どおりで胸板が厚く、肩が立派ですね。既成服よりオーダースーツ向きのタイプですね。
仮縫い
もっとタイトになりませんか?
お打ち合わせと採寸から約10日後、仮縫いで再来店頂きました。「うーん、もう少し全体的に詰めていってもらえませんか?」N様は現在のサイズではご納得いただけてない様子。オーダースーツ店がイメージする普段使いに差し障りのないレベルの「タイトスーツ」とお客様がイメージする「タイトスーツ」に齟齬が生じていたようです。でもここからがビスポークテーラー(Bespoke tailor)の仕事のはじまりなんです。お客様との対話を通して、お客様がイメージするスーツを可能な所まで突き詰めていきます。
スラックスも再調整へ
「これ以上太ったら自分の責任ですから」というN様。スラックスは全体的に余裕を持たせていた部分をギリギリまで追い込んでいきます。
現在のお気に入りスーツから再採寸
結局スラックスはN様が現在気にいっているスーツから採寸しなおして、そこからの微調整に変更しました。最も確実な方法です。
納品
立姿
ご希望通りのかなりタイト目のスーツに仕上がりました。スラックスも足首までピタリとフィットしています。N様も丁度良いフィット感にたいへんご満足していただきました。近年はタイトなスーツを好んで当店を訪れるお客様も増えております。今回使用した生地はハードレックスSUPER-100。光沢感と着心地の良さに定評があります。カラーはネイビーですが光の加減で印象が変わるので飽きのこない色合いです。
比較
スラックスの太もも~ふくらはぎの部分が仮縫い時からスッキリしました
座姿
タイトなスーツを作る上で難しいのは座った時の姿勢が窮屈にならない事。やや深めなソファに掛けられてもリラックスして会話できる余裕を持たすのが専門店ならではの技術です。「なんか普段使いに着るのは勿体ない。本社に用がある時だけ着ようかな」というN様。いえいえ普段から気をつけて着て頂いければ長く持ちますので大丈夫です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました
BTT都丸洋服店ではお客様にフィットしたスーツづくりのお手伝いをしています。オーダースーツ専門店ならではの確かな技術力で価値ある一着をお仕立ていたします。 お客様のどんな注文にも可能な限り対応します。まずはお気軽にご相談ください。
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